ZIP Drive を使おう



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ZIP Drive の利点は本体が安いのと、メディアに対しての書き込みと読み込みが速いという点である。これからは、フロッピーに代わってどんどん利用されると思う。しかし、100Mという中途半端な容量なのでどう使うかが問題です。私は、ホームのバックアップとソースのバックアップに利用しています。

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***** DOSのフォーマットで利用する方法
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大抵の場合、メディアはDOSフォーマットして売ってあります。そのまま利用して、DOS でも読み書きをするんだったら、次のようにしてください。

# mkdir /zip
# mount -t msdos /dev/sd0s4 /zip

今回は、デバイスとして、sd0 を指定していますが自分のコンピューターで認識した デバイスを指定してください。

しかし、この方法だとファイル名に制限があるのでUNIXのように長いファイル名を つけると、途中で切れてしまいバックアップには向いていません。

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***** ZIP DRIVE を UFS として利用する方法
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  1. fdisk によるスライスの確保

    # fdisk -i /dev/rsd0

    今回の場合もデバイスとしてsd0を認識している場合を考えています。

  2. disklabel によるパーティションの確保

    /etc/disktab に次の文を加える

    zip100|Iomega Zip 100:\
    :ty=winchester:dt=SCSI:se#512:nt#64:ns#32:nc#96:rm#3600:\
    :pa#196576:oa#0:ba#4096:fa#512:ta=4.2BSD:\
    :pc#196576:oc#0:

    そして、

    # disklabel -w -r sd0 zip100

  3. newfs によるファイル・システムの作成

    # newfs /dev/rsd0a

  4. mount によって書き込みを可にする

    # mount /dev/sd0a /zip


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