今まで、インターネットを放浪していると .wrl という拡張子のついたファイルを見た ことがあると思いますが、今回はこのファイルを扱う方法を説明したいと思います。 この .wrl という拡張子のついているファイルは VRML の書式のファイルのことです。
最新バ−ジョンは 1.3.2 のようです。
ダウンロ−ドするファイルは次の4つです。
vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0.gz
⇒FreeBSD2.1.0でコンパイルされたバイナリ
help-1.3.2.tar.gz
⇒VRweb の説明や使い方
SceneViewer.ad
⇒VRweb の設定ファイル?
fonts.tar.gz
⇒用途不明?
それと VRML のサンプル
VRMLsamples.tar.gz
ダウンロ−ドは次のサイトからできます。
ミラ−サイト
% gunzip -d vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0.gz
としてください。vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0 というファイルになったと思います 。次に root でインスト−ルを行います。
# install vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0 /usr/local/bin/vrweb
.wrl という拡張子は Netscape では理解できない拡張子なので、~/.mime.types に Netscape が理解できるように1行加えます。
x-world/x-vrml wrl
と書き込んで下さい。これで、wrl とつくものは x-world/x-vrml と定義されました。 次に、x-world/x-vrml があったらどんなものを呼び出すかを ~/.mailcap に書き込み ます。
x-world/x-vrml; vrweb -URL '%u' -remote %s
これで、.wrl という拡張子を Netscape が発見すると、vrweb を呼び出して表示してく れます。
細かい設定は ダウンロ−ドしてきた SceneViewer.ad を Harmony という名前にコピー して/usr/lib/X11/app-defaults/ にコピ−するか、Harmony を置いた場所を XAPPLRESDIRという環境変数にするかです。たとえば、 /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults にコピーした場合は
setenv XAPPLRESDIR /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults
としてください。
★AKIYAMA Home Page ★FreeBSDについて ★AWAホームページ