VRML を見る方法



掲載1996年11月29日


今まで、インターネットを放浪していると .wrl という拡張子のついたファイルを見た ことがあると思いますが、今回はこのファイルを扱う方法を説明したいと思います。 この .wrl という拡張子のついているファイルは VRML の書式のファイルのことです。

  1. ソフトのダウンロ−ド

    VRML を見るソフトとして、VRweb というソフトをダウンロードします。VRweb の詳しい 内容は VRwebのホ−ムペ−ジ を見て下さい。

    最新バ−ジョンは 1.3.2 のようです。
    ダウンロ−ドするファイルは次の4つです。

    vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0.gz ⇒FreeBSD2.1.0でコンパイルされたバイナリ
    help-1.3.2.tar.gz ⇒VRweb の説明や使い方
    SceneViewer.ad ⇒VRweb の設定ファイル?
    fonts.tar.gz ⇒用途不明?

    それと VRML のサンプル
    VRMLsamples.tar.gz

    ダウンロ−ドは次のサイトからできます。

    ftp://ftp.iicm.edu/pub/VRweb

    ミラ−サイト
    Germany http://www.leo.org/pub/comp/infosys/www/related/vrml/browsers/vrweb
    UK ftp://unix.hensa.ac.uk/mirrors/Hyper-G/VRweb
    USA ftp://sunsite.unc.edu/pub/packages/infosystems/WWW/VRML/VRweb
    http://sunsite.unc.edu/pub/packages/infosystems/WWW/VRML/VRweb

  2. インスト−ル

    それでは、ダウンロ−ドしたファイルを展開してください。

    % gunzip -d vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0.gz

    としてください。vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0 というファイルになったと思います 。次に root でインスト−ルを行います。

    # install vrweb-1.3.2-mesa-FreeBSD2.1.0 /usr/local/bin/vrweb

  3. 環境設定

    それでは Netscape でインスト−ルした vrweb を呼び出す方法を説明します。

    .wrl という拡張子は Netscape では理解できない拡張子なので、~/.mime.types に Netscape が理解できるように1行加えます。

    x-world/x-vrml wrl

    と書き込んで下さい。これで、wrl とつくものは x-world/x-vrml と定義されました。 次に、x-world/x-vrml があったらどんなものを呼び出すかを ~/.mailcap に書き込み ます。

    x-world/x-vrml; vrweb -URL '%u' -remote %s

    これで、.wrl という拡張子を Netscape が発見すると、vrweb を呼び出して表示してく れます。

    細かい設定は ダウンロ−ドしてきた SceneViewer.ad を Harmony という名前にコピー して/usr/lib/X11/app-defaults/ にコピ−するか、Harmony を置いた場所を XAPPLRESDIRという環境変数にするかです。たとえば、 /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults にコピーした場合は

    setenv XAPPLRESDIR /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults

    としてください。

  4. 注意

    はっきり言ってこれは CPU パワ−使います。 自分自身まだ使いこなしてないので、説明が不十分かもしれません。ただ、てきとーに 見てるから。それと、日本語対応ぽいのですが日本語表示できるのかわかりません。

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